金のスニッチは死の秘宝の1つである蘇りの石が中身にあるダンブルドアの遺品であり、ハリーポッターと死の秘宝で重要なアイテムの一つですね!
しかし、金のスニッチの肉の記憶に「私は終わる時に開く」と、なぜダンブルドアは遺品に書いたのでしょうか?
また、金のスニッチの中身が蘇りの石である理由はどのようなものでしょうか?
今回は金のスニッチについて考えました!
ダンブルドアが遺品の金のスニッチに私は終わる時に開くとなぜ書いた?
金のスニッチの肉の記憶でハリーに何を伝えたかった?
ハリーポッターと死の秘宝の序盤で、ヴォルデモートの分霊箱を探す準備をしているハリー達の元へ、ダンブルドアの遺品が渡されました。
ロンには火消しライター、ハーマイオニーには吟遊詩人ビードルの物語の本、そしてハリーには金のスニッチでした。
ハリーは人目の触れない部屋に戻って、金のスニッチの肉の記憶を作動させるために口に含みます。
すると金のスニッチにはダンブルドアの文字で「私は終わる時に開く」と浮かび上がりました。
意味が分からないハリーはロンやハーマイオニーに相談しますが、もちろん二人も分かりません。
ではなぜ、ダンブルドアは遺品の金のスニッチに「私は終わる時に開く」と書いたのでしょうか?
その理由は、ハリーが死ぬ覚悟を持った時に、死の秘宝である蘇りの石を渡せるようにしたかったからです!
実は死の秘宝の中でも蘇りの石は特に恐ろしい効果を持っていました…
蘇りの石は文字通り、不完全ながらも死者を蘇らせる力があります。
その力は大切な人を失った人間にとって、我を忘れるほどに強い魅力を持っています。
魔法使いの賢者として称えられているダンブルドアも例外ではありませんでした…
蘇りの石はヴォルデモートの分霊箱になっていたので、ダンブルドアは当初は破壊する目的で蘇りの石を探しました。
しかし実際に見つけたらすでに死んでしまった大切な人に会いたいという誘惑に駆られ、ダンブルドアは蘇りの石を使ってしまいます。
その結果、ヴォルデモートが仕掛けた呪いにかかり、ダンブルドアの寿命が縮まることになりました…
そのため、ダンブルドアは金のスニッチですぐに蘇りの石をハリーに渡すべきではないと考えました。
一方で死の秘宝がヴォルデモートとの闘いに役に立つと考えたダンブルドアは、ハリーがある状態になったら蘇りの石を渡そうとも考えました。
その状態とは、ハリーが死の秘宝の誘惑に負けない死の覚悟をもった状態です!
ダンブルドアはヴォルデモートにハリーが勝つためには、死の覚悟が必要だと考えていました。
なぜなら、ハリー自身がヴォルデモートの分霊箱になってしまっていたからです!
先にハリーの中の分霊箱を壊すと、ヴォルデモートが気付いて新たな分霊箱を作成する可能性があります。
そのため、最後の分霊箱とヴォルデモートを倒すのは、同時に実施しなければなりません。
ですが、そのためにはハリー自身が死ぬ覚悟を持っていなければ到底できない方法です…
だからこそ、ダンブルドアはハリーが死の覚悟を持つまでは金のスニッチから蘇りの石を取り出せないように、肉の記憶に「私は終わる時に開く」と書いたのですね!
金のスニッチの中身が蘇りの石の理由は?
金のスニッチでハリーに託した蘇りの石の意味
ではなぜダンブルドアは金のスニッチの中身を蘇りの石にしたのでしょうか?
その理由は、ヴォルデモートと戦うハリーに、死を受け入れた者にしか持てない勇気を持って欲しかったからです!
死の覚悟を持ったハリーが金のスニッチから蘇りの石を取り出すと、会いたくても会えなかった大切な人たちが現れます。
ハリーの両親やシリウスブラックなど、ハリーが心の底から会いたかった人々と会うことができました。
そしてシリウスはハリーに対し、大切な人々はいつもハリーの胸の中にいるとハリーを勇気づけます!
そのことに気付けたハリーは、安心感と勇気を持って、ヴォルデモートとの最後の決戦へと向かいました。
金のスニッチに蘇りの石を託したダンブルドアは、ハリーなら死を受け入れた者にしか持てない勇気を持てると信じていたのだと思います!
まとめ
・金のスニッチの肉の記憶に私は終わる時に開くとダンブルドアが書いた理由は、ハリーが死の覚悟を持った時に蘇りの石を渡したかったから
・金のスニッチの中身が蘇りの石の理由は、死を受け入れた者にしか持てない勇気を持ってほしかったから
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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