ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーといえば、様々な伏線が張られているスターウォーズのスピンオフ作品ですね!
ローグワンというタイトルに込められた意味とはどのようなものなのでしょうか?
今回はタイトルや作品に込められた背景も合わせて解説します!
ローグワンの意味とは?
ローグワンのタイトルに含まれる意味とは?
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーはSF超大作であるスターウォーズシリーズのアンソロジー作品ですね!
エピソード3と4の間を描いた作品であり、他のスターウォーズシリーズとは雰囲気が違うと話題にもなった作品です。
そんな映画であるローグワンですが、その意味はどのようなものなのでしょうか?
まずはローグワンの単語の意味から見てみましょう!
ローグワンは英単語では”rogue one”と表記します。
rogueは形容詞であり、「はぐれものの」や「一匹狼の」というふうに訳されることが多いです。
普通には受け入れがたい振る舞いをして問題を引き起こすというニュアンスがあるようです。
また、そこから派生して集団では生活できない動物や人を指す言葉にもなっています。
oneは名詞であり、「~な人」や「~なやつ」と訳すことが多いですね。
つまり、”rogue one”は悪い意味での「はぐれもの」というニュアンスになりますね!
映画ローグワンを観た人は分かると思いますが、主人公のジン・アーソを始めとして、登場人物はまさにローグな人ばかりです!
主人公のジン・アーソは一人で生きていくために帝国の書類偽造や暴行傷害などのさまざまな犯罪に手を染めました。
ジン・アーソと共に戦ったキャシアン・アンドーも6歳の頃から反乱軍に加わり、帝国軍の情報をハッキングするなど汚れ仕事をこなしてきました。
そして彼らは自分たちをローグなやつと認識していたからこそ、即席で結成された部隊のコールサインとして”rogue one”を採用したのでしょう!
ローグワンという言葉は彼らにとっては今までの自分を誇りに思う意味も含まれていたと思います!
彼らがローグワンと名乗って以降、ローグという言葉は反乱軍の誇りある言葉にもなったようです。
その証拠に、時系列としてローグワンの直後であるエピソード4以降には、ルーク・スカイウォーカーが所属した飛行部隊の事を「ローグ中隊」と呼ぶようになっています!
世間的には疎まれがちなローグな人が、実は世界を救っていると考えると、なんだか熱い気持ちになりますね!
ローグワンのタイトルや作品に込められた背景を解説!
作品全体に込められたローグワンの意味
ローグワンのタイトルに込められた意味は先ほど述べた通りだと思われますが、映画ローグワン自体にもローグの意味が込められていると考えられます。
そのように考えるのは、ローグワンという作品が他のスターウォーズシリーズと異なり、戦争描写などに強く重点を置いているからです!
他のスターウォーズシリーズではジェダイというヒーローが活躍して、戦争はその活躍する舞台という役割が与えられています。
しかし、ローグワンではジェダイといったヒーローはまったく存在せず、ただ強大な敵とひたすら戦う重苦しい雰囲気があります。
ローグワンには爽快感がほとんどないため、従来のスターウォーズ作品が好きな人はローグワンを酷評する人もいます。
ローグワンがそれほどまでに重苦しい作品になったのは、監督の強い意向があったようです。
実はローグワンは一度撮影が終わった後に再度半分以上撮り直すという荒業をしています。
それは、スターウォーズというSF超大作の外伝作品を任された監督の苦悩が背景にあったようです…
しかも、外伝作品の時系列は既存のスターウォーズシリーズの過去でも未来でもなく、中間という微妙な位置です。
あまり個性を出し過ぎると前後の作品との調和が取れなくなってしまいます。
外伝作品としては非常にやりずらい立ち位置ですね…(^^;
だからこそローグワンの監督は作品の雰囲気を変えることで、過去のスターウォーズ作品の陰に隠れない異色の外伝作品を作りたかったのではないでしょうか?
そんな監督の思いがローグワン(はぐれもの)という言葉に込められていると私は考えています!
そんな事を考えながらローグワンを改めて観てみると、また新しい発見があると思いますよ!
まとめ
・ローグワンのもともとの意味は、はぐれものである
・ローグワンははぐれもの達が誇りを持って戦う物語である
・ローグワンは他のスターウォーズ作品に隠れたくないという監督の気持ちも込められている
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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