耳をすませばといえば、ヒロイン月島雫のお父さんが重要な役割を果たしますね!
そんな耳をすませばの雫の父親の訛りが茨城弁というのは本当なのでしょうか?
また、下手で棒読みになる立花隆がお父さんの声優に採用されたのはなぜなのでしょうか?
今回は耳をすませばの雫の父のなまりと声優について調べました!
耳をすませばの雫のお父さんのなまりは茨城弁?
雫の父親に訛りがあるのはなぜ?
耳をすませばといえば、ヒロイン月島雫の成長を見守るお父さんの姿が印象的ですね!
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そんな優しそうな雫の父親ですが、セリフになまりがあって気になるという視聴者も一定数います!
耳をすませばの父のなまりが気になる…
— まりーず (@mari64f) 2013年7月5日
耳をすませばが観たくなってきた。雫の父のなまりが聞きたい。
— Mika Matsumoto (@unmattun) 2011年9月28日
私は正直そこまで気にならなかったのですが、一度訛りがあると知ると、その訛りがどこの方言なのかは気になりますね!笑
調べて見たところ、雫のお父さんである月島靖也のなまりは茨城弁のようです!
なぜ月島靖也のセリフが茨城弁なのかというと、耳をすませばで雫のお父さんを演じた立花隆が茨城出身だったからというのが理由の1つのようです!
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立花隆といえば、1940年生まれのジャーナリスト兼作家として、現在でも様々な著作を発表し続けています!
もちろん声優は耳をすませばの雫の父親役をやるまで経験したことはありません。
そんな立花隆がジブリ映画で声優デビューしたのは、スタジオジブリの勉強会に立花隆が講師として参加したことがきっかけであったと言われています。
立花隆は生まれは長崎ですが、一度中華民国に渡った後、1946年に日本に戻り、母方の実家がある茨城での生活が始まりました。
その後高校の途中で転校するまで茨城で過ごしていました。
そのため、立花隆の普段話している言葉である茨城弁が、そのまま耳をすませばの雫のお父さんのなまりのセリフになったのです!
スタジオジブリはプロの声優以外も起用するので、そのような結果となったのですね…(^^;
耳をすませばの父親の声優が立花隆なのはなぜ?
雫のお父さんが棒読みで下手なのは狙っている?
耳をすませばの雫の父親として茨城弁の訛りで声優をした立花隆ですが、そもそも素人の下手な棒読みをしてしまう立花隆をなぜ声優に起用したのでしょうか?
耳をすませばで立花隆を声優にしたのは、先ほどのセミナー講師以外にも2つ理由があったようです。
1つは宮崎駿自身が茨城県水戸の訛りを欲しがっていたからです。
そしてもう1つは自分の好きなことをやっている現代の父親像を演じられる可能性が高かったからです。
確かに耳をすませばの雫の父親は、図書館の司書のアルバイトをしつつ、郷土史研究に没頭する自由な生き方をしています。
そのように自分の好きな事に没頭してきたことは、ノンフィクション作家として様々な著作活動を続けてきた立花隆の姿と重なります。
恐らくスタジオジブリに来ていた立花隆の楽しそうに話す姿を見て、宮崎駿の中でピンとくるものがあったのではないでしょうか?
もちろんプロの声優はプロの声優として素晴らしい演技を見せてくれるのでそちらが好きだと言う意見ももっともです。
ですが、私は耳をすませばの雫のお父さんの下手で棒読みなセリフに自然な愛着がわいています!笑
プロと素人を色眼鏡で見ず考える宮崎駿だからこそ、立花隆を声優に起用することができたのですね!
まとめ
・耳をすませばの雫のお父さんのなまりは立花隆のなまりである茨城弁である
・耳をすませばの雫の父親の声優が立花隆となったのは、宮崎駿の目利きの結果である
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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