耳をすませばのバロンといえば、目の宝石が美しい猫の人形ですね!
その耳をすませばのバロンの目の宝石は何でできているのでしょうか?
また、バロンの本名や名前の正式なものは何でしょうか?
今回は耳すまのバロンの目の宝石と名前に迫ります!
耳をすませばのバロンの目の石の名前は?
雲母片岩や緑柱石って何?
耳をすませばのバロンの目の宝石は、ヒロイン月島雫のように思わず見とれてしまう美しさですね!
今夜の金曜ロードSHOW!はスタジオジブリの素敵な青春物語「耳をすませば」をお届けします📺作中に登場する猫の人形・バロンさん🐱別のジブリ作品にも登場するのですが…皆さんきっとご存知ですよね✨男爵さん…とっても格好いいですぅー😊#kinro #耳をすませば #猫の恩返し #ジブリ pic.twitter.com/noHtQkNQNi
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2017年1月27日
そのバロンの目の宝石は何でできているのでしょうか?
アンティークショップ地球屋のおじいさんの西司朗は、雲母片岩や緑柱石で出来ていると言っていましたね!
西司朗「雲母片岩という石なんだがね。」
西司朗「その割れ目をのぞいてごらん。そう、そうして…」
月島雫「わあ、きれい。」
西司朗「緑柱石といってね。エメラルドの原石が含まれてるんだよ。」
ですが、雲母片岩とか緑柱石ってそもそも聞きなれない言葉ですよね…(^^;
なので、それぞれを詳しく説明していきます!
まず、雲母片岩(うんもへんがん)ですが、雲母(うんも:ケイ酸塩鉱物のこと)を含む結晶片岩(地下深くで強い力を受けた変成岩)のことです!
…専門用語が多くてなかなか分かりずらいですね…(^^;
とりあえず雲母片岩は、地下深くで強い圧力とか受けて結晶した宝石の原料と考えておきましょう!笑
鉄ばん柘榴石(アルマンディン)
母岩は雲母片岩。
母岩が石墨の裏からライト当てると王蟲みたいに光るのも持っているけど、これも可愛いでしょ?
24面体の結晶がよき…(*´ω`*)
Bella Vista Claim Mine,Alaska, U.S.A pic.twitter.com/d16oZSYaws— りゅう (@higasinokarikui) 2018年12月4日
雲母片岩は力の大きさや力の向きによって様々な宝石の原料となります。
そしてそのうちの1つが緑柱石となります!
エメラルド(緑柱石) pic.twitter.com/UvBlFkyfKA
— 縞栗鼠 (@fuwawarisufuwa) 2019年1月9日
緑柱石は映画で西司朗が言っていた通りエメラルドの原石となります。
地下深くで強い力を受けた岩石が美しいエメラルドになると考えると、不思議な気持ちですね!
ちなみにエメラルドは5月の誕生石で、愛と献身を意味する石とも呼ばれています!
また、エメラルドを身につけると人間として成長し、知恵や忍耐力が身につくと信じられています。
エメラルドには幸運・夫婦愛・安定・希望・愛の成就といった宝石言葉があるようです。
そう考えると、耳をすませばのバロンの目の宝石である緑柱石は、映画のテーマに相応しい石と言えるでしょう!
耳をすませばのバロンの正式名称は?
バロンは愛称?
耳をすませばのバロンの目の宝石はとてもロマンチックな意味が込められていました。
では、耳をすませばのバロンの本名の名前はどのようなものでしょうか?
耳をすませばのバロンの正式な名前はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵です!
こちらは映画でおじいさんが一度言っているのですが、一発で聞き取れた人はなかなかすごいと思います!笑
西司朗「自由に見てやって下さい。男爵も退屈してるから…」
月島雫「男爵って、このお人形の名前ですか?」
西司朗「そう。フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。すごい名でしょう。」
ちなみに愛称であるバロンは英語やドイツ語で男爵を意味する”Baron”のことです!
バロンは英語での発音に近いようで、ドイツ語だとバローンという感じの発音のようです!笑
耳をすませばのバロンの出身地であるドイツでは、男爵は爵位の最下級に位置しています。
ドイツ語圏での爵位は上から順に、大公、公爵、侯爵、伯爵、辺境伯、王領地拍、城伯、男爵となっているようですね!
男爵と言うと立場が弱そうにも見えますが、身軽に動くことができると考えると、月島雫の小説の主人公にはふさわしいのでしょう。
もしバロンじゃなくて公爵とかになったら、領内でのドロドロした権力争いを描く羽目になりそうで、月島雫も小説を書き上げられないと思います!笑
ちなみにバロンの本名であるフンベルト・フォン・ジッキンゲンには由来となった人物がいます。
その人物はフランツ・フォン・ジッキンゲンというドイツの騎士です!
フランツ・フォン・ジッキンゲンは1522年頃に仲間の騎士と組んで、カトリック教会のトリーア大司教に騎士戦争を仕掛けた人物です。
フランツ・フォン・ジッキンゲンは記述した人の立場で評価が結構別れる人物なので、正確な人物像はよく分かっていません。
しかし、武芸に秀でているというのは共通した人物像として挙げられています!
恐らく耳をすませばのバロンのモデルとなったのは、良い人物として描かれたフランツ・フォン・ジッキンゲンだったのだと思います。
良い人物としてのフランツ・フォン・ジッキンゲンは、ドイツの農民を救い、カトリックの支配から人々を救う英雄として描かれています。
耳をすませばのバロンは戦うよりも一緒に冒険するような人物なので、結局それほど深くは参考にはしていないのだと思います!笑
まとめ
・耳をすませばのバロンの目の宝石は、緑柱石というエメラルドの原石である。
・耳をすませばのバロンの本名は、フンベルト・フォン・ジッキンゲンである。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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