映画ハリーポッターと死の秘宝といえば、序盤のシーンでマグル学のチャリティーバーベッジ先生が吊るされてるシーンがありますよね!
一見して脅威にならなさそうなバーベッジ先生をなぜヴォルデモートは吊るしているのでしょうか?
そして助けを求めるバーベッジ先生をスネイプはなぜ見捨てたのでしょうか?
今回はマグル学のチャリティーバーベッジ先生のシーンを考えました!
死の秘宝でなぜチャリティーバーベッジが吊るされてる?
スネイプに助けを求めるマグル学のチャリティーバーベッジ先生
マグル学のチャリティーバーベッジ先生といえば、ハリーポッターシリーズではそこまで露出が多くない先生の気がします。
実際にマグル学というのもホグワーツ魔法魔術学校では選択科目となっており、ハーマイオニーが授業を受けてはいたようです。
そんな出番の多くないチャリティーバーベッジ先生がなぜ死喰い人の集会で吊るされてるのでしょうか?
その理由はいくつか考えられるので順番に見ていきましょう!
まず最初に挙げられる理由は、日刊予言者新聞でマグル生まれの魔法使いたちを擁護する記事を書いたからです!
記事の中でチャリティーバーベッジ先生はマグルと魔法使いはたいして違いがないのだから、純血思想を重んじる純血の魔法使いが減るのは望ましい、という趣旨の記事を書きました。
それは実際に近年の魔法界の現状を表わしていたことだったのですが、純血思想を重んじる死喰い人たちにしてみれば、腹立たしい記事でしかありませんでした…
なのでその苛立ちを解消するために、吊るされてるチャリティーバーベッジ先生を死喰い人の会議に持ってきたのでしょう。
次に挙げられる理由は、ホグワーツ魔法魔術学校にてマグルを憎むマグル学を教えるのにチャリティーバーベッジ先生が邪魔になるからだと思われます。
ハーマイオニーなどマグル生まれの魔法使いたちにとっては、チャリティーバーベッジ先生のマグル学は為になる授業として好評だったようです。
しかしホグワーツ魔法魔術学校を支配している死喰い人にとっては、純血思想の仲間を増やすのに、チャリティーバーベッジ先生のマグル学は最も邪魔な存在でした。
そのため、彼女を解雇してその後のマグル学の授業を必修にした上で、マグルを憎むマグル学に内容を変更してしまいました。
チャリティーバーベッジ先生の授業が好きだった生徒たちにすれば、とてもひどい仕打ちですね…
ですがチャリティーバーベッジ先生を慕う生徒たちが集まられてはホグワーツの運営に支障をきたすので、中心的存在になりうるチャリティーバーベッジ先生を先に吊るして殺そうとしたのだと思います。
そして最後に挙げられる理由は、吊るされてるチャリティーバーベッジ先生を見せることで、スネイプのヴォルデモートに対する忠誠心を試そうとしたからです!
マグル学のバーベッジ先生をスネイプはなぜ見捨てた?
ヴォルデモートに殺されたチャリティーバーベッジ先生をずっと見ていたスネイプ
実はヴォルデモートは仲間である死喰い人のスネイプを疑っていました。
なぜなら、スネイプはヴォルデモートが復活した時に、他の死喰い人のようにすぐにはヴォルデモートの側には駆けつけなかったからです!
それにヴォルデモートの最大の敵であったダンブルドア校長の側にスネイプがずっといたために、心変わりしている可能性も考えられました。
そのため、ダンブルドア校長の元でスネイプと一緒に働いていたチャリティーバーベッジ先生を吊るし上げたうえで殺すことで、スネイプの反応や心の中を見ようとしました。
ヴォルデモートの思惑の通り、吊るされてるチャリティーバーベッジ先生は同僚のスネイプに助けを求めました。
吊るされてるチャリティーバーベッジ先生の悲痛な声は、近くにいたドラコマルフォイも思わず目を背けていましたね…
しかしスネイプは表情一つ変えずにただチャリティーバーベッジ先生を見返すだけでした。
一見非常に冷たいスネイプの行動ですが、そのような行動をしたのは、二重スパイとしてハリーを守らなければならないという重大な使命があったからです!
その後スネイプの忠誠心を確認できたヴォルデモートは、吊るされてるチャリティーバーベッジ先生をそのまま殺してしまいました。
ヴォルデモートは油断して満足していたかもしれませんが、スネイプの強い意志には最後まで気付けていませんでしたね…
覚悟を持ったスネイプはやはりかっこいいキャラクターです!
まとめ
・死の秘宝でチャリティーバーベッジが吊るされたのは、マグル生まれの魔法使いを擁護したなどの複数の理由があった
・スネイプがマグル学のバーベッジ先生を見捨てたのは、ハリーを守るという大切な使命があったから
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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