ハリーポッターと死の秘宝でドローレス・アンブリッジが、なぜ分霊箱であるスリザリンのロケットを持っていたのでしょうか?
ヴォルデモートを倒そうとするハリー達の邪魔をするアンブリッジですが、彼女はスネイプのように死喰い人や闇の勢力のスパイだったのでしょうか?
今回はアンブリッジがヴォルデモートの分霊箱であるロケットに執着した理由を考えました!
アンブリッジは死喰い人や闇の勢力の仲間?
アンブリッジはスネイプと同じく死喰い人や闇の勢力のスパイだった?
ヴォルデモートの分霊箱を探しているハリー達が盗人のマンダンガスを問い詰めた結果、スリザリンのロケットがアンブリッジの手にあることを突き止めました。
アンブリッジはすでにマグル生まれ登録委員会の委員長という魔法省の高官であったため、ハリー達は魔法省に侵入してアンブリッジを探さざるを得ませんでした。
マグル生まれの魔法使い達を吸魂鬼に拷問させているアンブリッジをハリー達が見つけ出し、ハリー達がスリザリンのロケットを奪おうとします!
ハリー達がスリザリンのロケットを奪う直前、アンブリッジは下記の主張をします。
・このロケットはアンブリッジの家に先祖代々伝わる古い品である。
・ロケットのSの字は魔法使いの純血一族であるセルウィン家のSの頭文字である。
・アンブリッジはセルウィン家の血筋であり、他の純血一族も親戚である。
…ロケットのSはセルウィンではなくスリザリンの頭文字なので、アンブリッジはロケットの事を大して知らないようですね…(^^;
とはいえセルウィンといえば、魔法使いの純血一族である聖28一族の一つであるセルウィン家なのは確かです。
またセルウィン家からはヴォルデモートの手下である死喰い人も輩出しています。
とすると、アンブリッジは死喰い人や闇の勢力の仲間なのでしょうか?
実はアンブリッジが明確に死喰い人や闇の勢力の仲間であるという描写はありません。
しかし、死喰い人や闇の勢力とアンブリッジの思想がかなり近いというのは紛れもない事実です。
なぜならヴォルデモート復活後に死喰い人達が魔法省を支配し始めると、アンブリッジの今までの業績を評価してマグル生まれ登録委員会の委員長に彼女を任命しているからです。
ではなぜアンブリッジは死喰い人や闇の勢力の仲間という明確な描写が無いのでしょうか?
それはおそらくアンブリッジが死喰い人や闇の勢力からも元々嫌われていたからだと思われます…
アンブリッジが嫌われていた理由は彼女の過去に理由があります。
アンブリッジはなぜ分霊箱であるスリザリンのロケットを持っていた?
アンブリッジのスリザリンでの過去が純血とロケットへ執着させた?
アンブリッジは魔法使いの父とマグルの母という半純血の魔法使いです。
弟もいますが魔法使いではなく、アンブリッジの家族は互いに仲が悪かったそうです…
そんな彼女がホグワーツに入学すると、彼女は純血思想がかなり強いスリザリンへと組分けされてしまいます。
アンブリッジの本来の性格やスリザリンでの差別があったのかは分かりませんが、彼女は学生時代に周りから嫌われていたそうです。
当時のスリザリンの寮監であるスラグホーン先生や後輩のスネイプからも嫌われて距離を取られていたため相当なものだったのかもしれません…
死喰い人や闇の勢力を多数輩出したスリザリンで嫌われ者になってしまうアンブリッジは、きっと仲間に勧誘されることも無かったのだと思います。
また彼女がホグワーツの学生時代に両親は離婚し、マグルの母と弟とは疎遠になってしまいます。
そのような辛い環境がアンブリッジの猛烈な純血思想への執着心を増幅させてしまったのかもしれませんね…
とはいえ、スリザリン出身でありながらスリザリンのロケットも知らないのは、アンブリッジがスリザリン自体には興味を持っていなかったのかもしれませんね!(^^;
まとめ
・アンブリッジが分霊箱であるスリザリンのロケットを持っていた理由は、彼女の勘違いと純血への執着心のため
・スリザリンで嫌われ者だったアンブリッジは死喰い人や闇の勢力の仲間ではなかった可能性が高い
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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