アンブリッジ先生が授業で魔法や呪文を使わない理由は？ダンブルドア校長が嫌い？

アンブリッジ先生といえば、ハリーポッターと不死鳥の騎士団にて、魔法省から派遣されてきた闇の魔術に対する防衛術の授業を受け持つ先生ですね！

闇の魔術に対する防衛術といえば魔法や呪文を使う実践的な授業ですが、アンブリッジ先生が授業で魔法や呪文を使わない理由はどのようなものでしょうか？

今回はその理由をダンブルドア校長が嫌いなのかも含めて考えました！

アンブリッジ先生が授業で魔法や呪文を使わない理由は？

ホグワーツ魔法魔術学校の闇の魔術に対する防衛術の先生といえば、毎年様々な先生が赴任しては去っていく安定しない職ですね！(^^;

ハリー達も含め同学年の生徒たちは次はどんな人が来るのだろうと期待と不安がある中で着任したのが、魔法省からやってきたアンブリッジ先生でした。

アンブリッジ先生は入学の挨拶で自分がホグワーツ出身である事を発言し、最初は友好的にも見えました。

しかし、実際に授業が始まるとアンブリッジ先生は魔法や呪文を使わずに教科書を読ませるだけに終始します。

ハリーやハーマイオニーたちは闇の魔術に対する防衛術の授業でなぜ魔法や呪文を使わないのか質問しました。

それに対しアンブリッジ先生はハリー達を襲う魔法使いなどいないのだから魔法や呪文などを授業で練習する必要はない、理論を学べば実践の試験でも使えるはず、などと答え、一切魔法や呪文を使わせようとしません。

それどころかハリーに罰則を与えるなど、次第にうざくて嫌な性格が表れてきます！

うざくて嫌な性格はさておき、アンブリッジ先生はなぜ闇の魔術に対する防衛術の授業で生徒たちに魔法や呪文を使わせなかったのでしょうか？

実はこの方針は魔法省のトップであるコーネリウス・ファッジ魔法大臣の意向が強く関わっています。

アンブリッジ先生が赴任する前にヴォルデモートが復活してしまい、ダンブルドア校長はコーネリウス・ファッジ魔法大臣に対策をするよう進言します。

しかし、ヴォルデモートが復活したことを認めると魔法省のトップである魔法大臣へ責任が及ぶため、コーネリウスはヴォルデモート復活を認めません。

それどころか、ダンブルドア校長が魔法大臣の地位を狙っていると妄想し始めた彼は、ハリーやダンブルドア校長に対して対立姿勢を取るようになってしまいます…

そんな時に魔法省から送られてきたのがアンブリッジ先生なのでした。

ちなみにアンブリッジが先生になる前はコーネリウス魔法大臣に取り入って魔法大臣上級次官にまで上り詰めるなど、コーネリウス魔法大臣の腹心でした。

そのため、コーネリウス魔法大臣の妄想であるダンブルドア校長やホグワーツ魔法魔術学校の魔法省乗っ取り計画を阻止するため、ハリーを含む生徒たちに魔法や呪文を授業で使わせなかったのでした…

アンブリッジは本来の実力や人望では魔法省で出世できない人物だったのですが、コーネリウス魔法大臣など上層部に取り入る能力は非常に高かったようです。

だからこそ魔法大臣の妄想にも丁寧に付き合って、闇の魔術に対する防衛術の授業でも、魔法や呪文を使わせなかったのですね…(^^;

それではアンブリッジ先生がダンブルドア校長やハリー達のことを毛嫌いしているのも、コーネリウス魔法大臣の意向に沿っていたからなのでしょうか？

もちろんそれもあるとは思いますが、実はもう一つの理由が考えられます。

それはアンブリッジ先生のホグワーツ魔法魔術学校での過去が関係しています。

冒頭で触れたとおり、アンブリッジ先生はかつてホグワーツに在籍していた生徒でした。

しかし、アンブリッジ先生がホグワーツに在籍していた時も、生徒や先生など周りから嫌われていたのです。

アンブリッジ先生はスリザリン出身なのですが、その当時の寮監であるスラグホーン先生や後輩であるスネイプからも距離を取られていたようです。

そんなアンブリッジ先生ですから、ホグワーツ魔法魔術学校の校長にして絶大な信頼を得ているダンブルドアや、そのダンブルドアや他の仲間からの信頼が厚いハリーを見ていると、強い嫉妬心を抱いたのではないでしょうか？

せっかく魔法省の上層部にまで上り詰めたのだから過去の事なんて忘れてしまえばいいのに、嫉妬を抱いてしまうと人はどんどんおかしくなってしまう典型例がアンブリッジ先生なのですね…

ある意味偉大な反面教師なのかもしれませんが…(^^;

・アンブリッジ先生が闇の魔術に対する防衛術の授業で魔法や呪文を生徒に使わせない理由は魔法大臣の意向があったから

・アンブリッジ先生がアンブルドア校長やハリー達の事が嫌いな理由は、魔法大臣の意向だけでなく本人の過去からくる嫉妬心もあると思われる

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました！