映画ハリーポッターと死の秘宝でハリー達が囚われていた時にハリーの持っている鏡の破片に、死んだはずのダンブルドアの瞳が写っていましたね!
結局その瞳はダンブルドアの弟のアバーフォースでしたが、ハリーはそもそもその鏡の破片をいつ手に入れたのでしょうか?
また、その鏡は本来シリウスが持っていた両面鏡ですが、なぜそれをアバーフォースが持っていたのでしょうか?
今回は死の秘宝でハリーを救った重要アイテムである両面鏡について調べました!
ハリーはいつシリウスから両面鏡をもらった?
原作と映画での両面鏡の扱いの違い
映画ハリーポッターシリーズだけを見ている人からすれば、死の秘宝でハリーが鏡の破片を取り出したのは唐突に感じたかもしれません。
実は原作ではハリーが鏡の破片の元である両面鏡を入手するシーンがあるのですが、映画ではそのシーンがカットされてしまっているのです!
そのため、原作読者は映画でも鏡の破片を両面鏡であると分かるのですが、原作未読者だと両面鏡とは分からず何か不思議な道具をハリーが持っているという認識になってしまうのですね…(^^;
ではハリーはいつ両面鏡を手に入れたのでしょうか?
それは不死鳥の騎士団でハリーの名付け親であるシリウスが死ぬ前の時で、シリウスが連絡手段として持っておくようにとハリーに渡しています。
しかし、ハリーが両面鏡を使う前にシリウスが戦いにより命を落としてしまいます…
その後ハリーが両面鏡を使ってシリウスに呼びかけをしますが、もちろん反応はありませんでした。
その結果に強い失望を感じたハリーはその両面鏡を割ってしまいます!
しかし、大切な名付け親のシリウスの遺品ですから、その両面鏡の破片をずっと保管していたのでした…
誰もがもう使われないだろうと思っていた両面鏡の破片でしたが、それが結果として死の秘宝で重要アイテムになるというのは予想外だったと思います!
シリウスが好きなファンからすればとても切ない気持ちになりますね…
アバーフォースの両面鏡はもともとシリウスが持っていたもの?
どうやってアバーフォースは両面鏡を手に入れた?
そんな重要アイテムである両面鏡ですが、2つで1組となっているため、もう一つはシリウスが持っていたはずです。
しかしシリウスは戦いによって死の世界に直接投げ込まれているため、持ち物も含めて完全に消失してしまっています…
ではどうやってアバーフォースは両面鏡を手に入れたのでしょうか?
それには不死鳥の騎士団でありながら盗人として馬鹿にされているマンダンガス・フレッチャーが関わっている可能性が高いです!
マンダンガスは騎士団の仕事を放棄して迷惑をかけたり仲間を見殺しにするなど、ろくでもないキャラクターとしてハリー達に思われています。
しかし、そのろくでもなさが逆に両面鏡を引き渡す役割を担えたのです!
具体的に言うと、マンダンガスはシリウスが死亡したその後にシリウス邸に忍び込み様々な財宝と共に両面鏡を盗んできた可能性が高いです。
正確に描写されたわけではないのですが、ダンブルドアに恩義を感じているマンダンガスが他の財宝のついでに持ってきたと考えられます。
その後ダンブルドアが弟のアバーフォースに両面鏡を渡してハリーを見守るようにお願いしたという流れですね!
両面鏡がシリウスの手から様々な人の手を渡って最後はアバーフォースの手元に行ったのは、シリウスやダンブルドアといったハリーを守りたい人たちの思いがあったからこそなのかもしれません!
まとめ
・ハリーはシリウスが死ぬ前に両面鏡をもらい、悔しさで割った後も破片を大切に持っていた
・アバーフォースの両面鏡はシリウス邸からマンダンガスによって盗まれて持ってこられたと考えられる
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!
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