アバダケダブラを相殺し跳ね返す防ぎ方とは？ハリーに効かない理由は？

アバダケダブラといえばハリーポッターシリーズで最強呪文と言われる攻撃魔法ですね！

相手を即死させる許されざる呪文ですが、ハリーがヴォルデモートのアバダケダブラを跳ね返すシーンは見られます。

ハリーにアバダケダブラが効かないのは防ぎ方を知っているからでしょうか？

今回はアバダケダブラを跳ね返し相殺する防ぎ方についてまとめました！

ハリーにアバダケダブラが効かない理由は？

アバダケダブラといえば作中では禁忌の呪文であり、ヴォルデモートがハリーの両親の命を奪う際にも使用していますね。

ハリーにとっては因縁のある魔法ですが、ハリー自身はアバダケダブラを何回も受けても効かないですね！

ハリーにアバダケダブラが効かないのは防ぎ方を知っているからでしょうか？

ハリーが実際にアバダケダブラを受けた時は下記の3つです！

・ハリーがまだ赤ちゃんで両親が殺された時

・ハリーがリトルハングルトンで死喰い人に囲まれながらヴォルデモートと決闘した時

・ハリーが第二次魔法戦争でヴォルデモートと最後の決闘をした時

…2つ目と3つ目はともかく、1つ目はまだハリーが赤ちゃんの時なので、アバダケダブラを防御するどころかしゃべる事も出来ませんね…(^^;

ではなぜこれらの時にハリーはアバダケダブラを防御することが出来たのでしょうか？

まず1つ目ですが、これはハリーの母であるリリーの自己犠牲をいとわない愛する気持ちがあったためです！

アバダケダブラは反対呪文が存在しない即死の呪文と言われています。

しかし、母が自分の子供を命に代えてでも守りたいという気持ちが存在しないはずの反対呪文となってハリーを守ったと考えられます。

当時全盛期であったヴォルデモートにしてみれば、存在しないはずの反対呪文によってアバダケダブラが跳ね返ってきたので、大きなトラウマになったのでしょう…

とはいえこの反対呪文はアバダケダブラを跳ね返す実用的な防ぎ方ではなく、最後の対抗手段といったところですね。

次に2つ目ですが、これはヴォルデモートとハリーの杖が兄弟杖であったためです！

そもそも兄弟杖が互いに干渉することはほとんどの魔法使いが知らない現象であり、ヴォルデモートはまたしても予想外の出来事でアバダケダブラを防がれてしまったのです。

とはいえダンブルドアや魔法杖の職人は知っている現象だったので、この点についてはヴォルデモートが焦り過ぎて情報収集を怠っていたとも言えますね…

なのでアバダケダブラを相殺する防ぎ方として兄弟杖を使うのは有効なようです！

…もちろんアバダケダブラを使った相手の杖が、たまたま自分の兄弟杖であるという、宝くじで1等を当てるより難しい賭けに勝たなければならないのですが…(^^;

最後に3つ目ですが、ヴォルデモートが使用したニワトコの杖の所有者がハリーであったためです！

前回の兄弟杖の失敗を反省したヴォルデモートは、使い慣れた杖ではなく最強の杖と呼ばれるニワトコの杖を使ってアバダケダブラを使います。

本来であればこの時ハリーは死んでいるはずでした。

なぜなら1つ目の反対呪文はハリーが17歳になった時に消えてしまっており、ニワトコの杖は兄弟杖が無いために2つ目の干渉し合う現象も発生しないからです。

きっとアバダケダブラを放ったヴォルデモートは、スネイプを殺した時のように手ごたえを感じていたはずです。

ですが、アバダケダブラはまたしてもハリーから跳ね返り、ヴォルデモートへ当たりました。

この現象は魔法杖が所有者を殺すことは出来ないという性質によるものです！

魔法杖は自分が認めた所有者が一番魔法や呪文を使いやすくなるなど、けっこう律儀な性格です。

そんな律儀な性格の魔法杖ですから、例え強力な魔力や意思を持っているヴォルデモートが使おうとも、所有者であるハリーを殺すことはしませんでした。

兄弟杖の時もそうでしたが、ヴォルデモートはあまり魔法杖の性質の事を知らないようですね…(^^;

人間同士の愛情ですら嫌悪するヴォルデモートですから、魔法杖の性格を知ろうとすることも無かったのでしょうけどね…

なのでアバダケダブラを跳ね返す防ぎ方として相手に自分の所有の杖を使わせるのは有効なようです！

もちろんアバダケダブラを使った相手の杖が、たまたま自分の杖であるという、砂場で砂金の粒を見つけるより難しい賭けに勝たなければならないのですが！笑

ハリーにアバダケダブラが効かない理由を分析すると、自己犠牲と愛情による反対呪文か、ものすごい運の良さのどちらかが必要だという事が分かりました。

なので、実用的なアバダケダブラの防ぎ方というのは、ダンブルドアや不死鳥の騎士団メンバーがやっていたように、物陰に隠れたり飛び避けるといった回避方法しかないようですね！

・ハリーにアバダケダブラが効かなかったのは、自己犠牲と愛情による反対呪文やものすごい運の良さがあったから

・実用的なアバダケダブラの防ぎ方は、相殺したり防御したり跳ね返すのではなく、物陰に隠れたり飛び避けるなどの回避である

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました！